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特別講師 吉田 良先生による特別授業が行われました
2023/12/18
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11/28(火)・12/5(火)
御菓子司 よしだ屋 オーナー 吉田 良 先生による特別授業が行われました。
吉田先生は和菓子一級技能士という資格を持っています。
正確には「菓子製造技能士」国家資格の「和菓子部門」になります。その先生から授業を教わることができるのも本校の特長です。
パティシエ科・調理製菓科の1年生を対象に、和菓子の授業を行いました。
練り切り制作は2週にかけて制作。また、12/5はさらに薯蕷(じょうよ)饅頭を制作しました。
練り切りは餡を炊く作業から始め、菊・薔薇・桜・水鳥の4種類をそれぞれ制作。
三角ベラなど、初めて専用の道具も使い、全員が4種類を仕上げることができました。
製菓衛生師の授業は洋菓子と和菓子の両方を学びます。
学生は初めて、和菓子職人の技を学びました。実際に制作することで、その難しさを感じながらも、先生のお手本に近づこうと一生懸命繰り返し練習していました。
薯蕷(じょうよ)饅頭は軟らかい生地で軟らかい餡を包む作業が難しい技術です。
綺麗な模様を描き入れて蒸し、最後に焼き印をし、上手に仕上げることができました。
生地の固さや、蒸す前の酢水のかけ具合などによっては、蒸した後の饅頭の表面に割れ目ができてしまい、見た目に差が出てしまう、というものです。
洋菓子とはまた違った難しさがありますが、和菓子について知るとても貴重な機会となり、学びの多い2日間となりました。
吉田先生、お忙しい中2週にわたりありがとうございました。
講師紹介
吉田 良シェフ
御菓子司 よしだ屋
オーナー / 和菓子職人
昭和38年創業、父の代から続く和菓子店を経営。自家製餡と旬を活かした材料にこだわり、季節感あふれる和菓子を提供する。
足利の名前の由来のひとつでもある、足鏡別(アシカガミワケ)説から命名したアーモンド煎餅「足鏡」は、足利をPRするお土産として好評。
想像力が試される和菓子作りの魅力を日々実感しながら、日本の伝統を守り続ける。