10月11日（火）特別講師　矢嶋 透シェフによる特別授業が行われました。

午前中はパティシエ科・調理製菓科1年生対象で「エスプレッソ ロール」を制作

エスプレッソパウダーを使用した生地に、バタークリーム、キャラメルペース、エスプレッソを合わせた濃厚なクリームを巻いたロールケーキ。
クレームオブールアングレーズソース(バタークリーム)では、バターの状態(柔らかさ)によって、仕込みを変えるとよいと教えていただきました。

フランス菓子は日本とは違い、生クリームではなく、バタークリームを挟んだり、巻いたりするのが主流だそうです。
1年生は何度か授業でロールケーキを制作していたため、巻く作業はスムーズに行うことができました。
またパティシエ科、調理製菓科の２学科合同の特別授業は初めてでした。

パティシエ科のグループ内に調理製菓科の学生が一人ずつ入り、慣れない実習環境で最初は緊張感がありましたが、両学科協力しあい、お互いを高め合う特別授業を行うことが出来ました。

午後は パティシェ科 2年生対象で「デリス オ キャラメルサレ」・「マカロン ショコラノワール」を制作。

ビスキュイジョコンドノワゼット・ダコワーズノワゼット の2種類の生地を濃厚なキャラメルバタークリームで交互に重ねて層にしたケーキです。飾りとして、マカロンショコラノワールを制作しました。

2種類の生地の仕込み方がそれぞれ違い、生地がだれないように手早く作業し、焼成するまで少し苦戦をしていましたが、マカロンの制作は、普段の授業の中で何度か行っていたため、手際よく、絞る形や大きさに気を付けながら作業を行うことが出来ました。

毎年美しいケーキをお教えいただき、ありがとうございます！
来年も宜しくお願い致します！

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講師紹介
矢嶋 透
パティスリーラミティエ オーナー・パティシエ

■ 東京都、栃木県などでシェフ、パティシエとして勤務。
■ 天王洲アイル店シェ松尾シェフパティシエ勤務。
■ ルノートルジャポン入社、研修後エコールルノートル、渡仏(ルノートルプレジール工場勤務)を経て、ルノートルジャポン日本代理店シェフパティシェとして勤務。
■ 太田市にてパティスリー ラミティエをオープン。フランス菓子全般(地方菓子他)を得意とする。

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午前：1年生

午後：2年生