9/26(火)太田市にあるパティスリーラミティエのオーナーパティシエ　矢嶋　透シェフによる特別授業が行われました。

1年生「ガトー・マダム」

1年生はパティシエ科・調理製菓科の合同で行われました。
今回1年生が制作したのは、フォレノワールというチョコレートと洋酒漬けのグリオット(さくらんぼ)のケーキと似た「ガトー・マダム」というケーキです。フランス人パティシエのガストン・ルノートルが、奥様の為に作ったケーキということからその名が付きました。
ショコラのジェノワーズ生地に2種類のクリームをサンド、筒状のチョコレートを側面に、上面にはチョコレートと洋酒漬けのグリオットをデコレーションします。
調理製菓科にとっては初めての特別授業、そして両学科合同での授業も初めてという事もあり、最初は緊張した様子でしたが、デモンストレーションに真剣に耳を傾けメモを取り一生懸命授業に臨んでいました。

2年生「クレール・フォンティーヌ」

2年生はパティシエ科を対象に行われ、「クレーム・フォンティーヌ」というオレンジのババロアのケーキを制作しました。
型にシロップ漬けになっているオレンジのスライスを並べ、そこにオレンジのババロアを流し入れオレンジのゼリーがセンターに入っている、見た目の味も爽やかなケーキです。
型からゼリー液が漏れてしまい上手くいかない場面もありましたが、シェフから対処の仕方を教わり最終的に製品として仕上げることができました。

特別授業を行うことで、学生は “お客様に提供するスイーツを作る”という事をより意識する良い機会となります。これからもたくさんのことを吸収できるよう特別授業、そして普段の実習に真剣に取り組んでいってもらいたいと思います。

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講師紹介
矢嶋 透
パティスリーラミティエ オーナー・パティシエ

■ 東京都、栃木県などでシェフ、パティシエとして勤務。
■ 天王洲アイル店シェ松尾シェフパティシエ勤務。
■ ルノートルジャポン入社、研修後エコールルノートル、渡仏(ルノートルプレジール工場勤務)を経て、ルノートルジャポン日本代理店シェフパティシェとして勤務。
■ 太田市にてパティスリー ラミティエをオープン。フランス菓子全般(地方菓子他)を得意とする。

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午前：1年生

午後：2年生